スリランカ コロンボ周辺の鉄道
1997年11月にスリランカを訪れる機会があり、コロンボ周辺でスリランカの鉄道車輌を見ることができた。
デマタゴダ駅には機関区があり、340という赤いナンバープレートを付けた蒸気機関車に石炭を積み込む作業をしていた。
数日後に運転される特別列車を牽くための準備をしているとのことだった。
  スリランカ国鉄では「ヴァイセロイ・スペシャル」という名前で今でも蒸気機関車が牽引する特別列車をチャーター運転している。イギリスの旅行社が企画したツアーで、この列車に乗って観光地を巡る旅行の広告を見つけたが、現在使われている赤い客車はセイロン時代のオリジナルのものではないようだ。
 
     
この日の収穫はむしろ大型のスチームクレーンが動く姿だった。メカの保守と作業員の訓練のために火を入れて動かす場面を運良く見ることができた。   蒸気で動かすピストンが、いくつもの歯車を介してフックを動かし、隣の線に止めてあった客車を吊り上げていた。見慣れた蒸気機関車とは違った迫力を感じた。
 
 

ブームを下げて収納状態になると、こういう姿になる。
   
 
     
 
庫の中には多数の車輌が止めてあった。
240号機は本線用の機関車で広軌(1676mmゲージ)。
ガーラット式の機関車もあったが、シリンダーの中はピストンも無く、鉄屑状態だった。
  220号機はナローゲージ用(軌間762mm)の機関車。現在はナローゲージ線は残っていないようだ。

サドルタンク式の機関車もあった。
 
     
これはデマタゴダの構内はずれだったと思うが、ナローゲージの機関車と客車が放置(保存?)されていた。   どこの駅か記録が残っていないが、デュアルゲージのポイントがあった。広い方が1676mmだからナロー(762mm)の倍以上。
 
     
コロンボ市内の公園に保存されていたナローゲージのディーゼル機関車と客車。   鉄道とは縁がないが、姿が何となく気に入ったので載せてみた。道路脇に展示してあった古典ロードローラー。
 
     
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