このホームページについて

 社会人になって、途中で転職したあと仕事で外国へ行くことが多くなり、日本からの出張時や海外駐在時に、休日・休暇を使って色々な国の蒸気機関車を見る機会を得ました。日本の鉄道雑誌でも海外の写真が紹介されることも多いので、珍しくないものもありますし、私が訪ねたのはごく限られた場所ですが、当時のことを思い出す自己満足の意味もあってホームページにまとめてみました。

 訪ねた場所はしっかり本腰を入れて撮影したところもあれば、たまたま道端で見つけて車を止めてスナップショットを撮っただけのところもあります。種々雑多の材料があるので、どういう風に分類してまとめるかあれこれ考えました。国別に並べる方法、訪ねた年代順に並べる方法もあったかもしれませんが、結局「訪問時現役だった鉄道」「復活された保存鉄道や保存機関車の特別運転」「博物館」「屋外や車庫内に保管・展示されている状態」というカテゴリーに分類しました。初めは蒸機だけを紹介していましたが、その後蒸機以外の車輛にも広げました。

 地名で英語やドイツ語などの表記は極力カタカナにしました。原語(アルファベット)のまま書いてしまうと発音が想像できない方もいらっしゃるでしょうし、説明文章に距離感を感じてしまうかもしれないので、あえて独断と偏見でカタカナにしています。正確な発音になっているかどうかはわかりませんが、あしからず。ご指摘は歓迎します。イギリスのウェールズ地方の保存鉄道を訪ねた時、現地で使われているウェールズ語が英語とまったく違う言語だということを、初めて知りました。アルファベットの並びからは想像できない様な発音もあったのです。道路標識なども英語とウェールズ語の2段書きになっていました。但しウェールズ語の正確な発音は自信が無いので、アルファベットのまま表記したところもあります。

 初めは日本で撮った鉄道の写真もひとつのコーナーで紹介することとしました。昭和40年代初めから10年間程度ですが、人と違ったことをやりたい私は、あえてネガカラーを多用しました。フジカラーN100というフィルムは最近のネガカラーに比べると粒子も粗く、またカラープリントするには結構高くつきましたが、今になってみると当時のカラーの画像は比較的貴重ではないかと思っています。そのうち当時の蒸機以外の車輛にも対象を広げ、さらに現在も保存されている場所の紹介も始めたので、日本の風景としてまとめて外国の風景と2本建てにしました。また昭和の時代にテープレコーダーで録音した車内アナウンス等の音の記録も紹介することとしました。

 ビデオカメラも使って動画を撮影した場所は、ビデオクリップだけを集めたカテゴリーで紹介しています。簡単に編集してBGMも入れています。動画は初めのうちは動画ファイルをアップしていましたが、その後YouTubeにリンクさせるようになりコンテンツの数を増やすことができました。そして動画のリストだけは英語版を作っています。日本の車内アナウンスの音の記録もYouTubeへのリンクですが、見せるものがないので静止画を無理やり貼りつけています。

 このホームページ内の写真と動画はすべて自分で撮影したものですが、説明に使った案内図は、現地で購入した市販の地図や、訪れた施設等が発行しているパンフレットの一部を複写して加工しました。

このホームページ内の画像や文章は、すべて無断使用厳禁とします。
リンクしていただいても結構ですが、ご一報いただけると幸です。

連絡先:<okamoto.gem44@gmail.com> 岡本 茂

 記述している内容は正確を期すよう努力していますが、万一事実でなかった場合、これを転用した方に不都合が生じたとしても当方は一切責任を負いかねます。

 このホームページは趣味で運営していますので、メールを頂いてもすぐにレスポンスできるとは限りませんので、ご理解ください


ダンプロックホフと言う名称について

 このホームページを作る時に、まずどういう名前にしようか考え、ほとんど迷うことなくドイツ語を使うことにしました。

 中学生になった頃から興味を持ち始めた蒸気機関車ですが、大学生の最後の年にドイツへ撮影旅行に行き、当時まだ東ドイツ領内だった東ベルリンで大型の蒸気機関車が活躍する姿を全身で体験して以来、ドイツ型機関車の虜になってしまいました。それからドイツ語をもう一度勉強し直したり、ドイツの鉄道雑誌を定期購読したりもして、ドイツ派になりました。

 ドイツ語で蒸気機関車はダンプ・ロコモティーフ(Dampf Lokomotive)と言い、これを略してダンプロックと言います。ここまでは良かったのですが、次にもうひとつ何か「蒸気機関車が集う風景」とか「集う場所」とか、そういう意味の単語をつけたかったものの、語学力が足りず思いつくのは「Haus」か「Hof」ぐらい。「ハウス」は文字どおり家とか建物等の意味、「ホフ」には中庭、宮廷、館等の意味があります。結局「ハウス」はありふれているので「ホフ」にしました。

 ドイツのバイエルン州にホフ(Hof)という地名があって、ここの機関区には花形機関車01型が最後に集結して配置されていたという縁の場所でもあります。

 日本語のサブタイトルをと考えた時に、「蒸気機関車館」にするとありふれてしまうので、「蒸気機関車がいる世界各地の風景」にしました


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