長野県 赤沢森林鉄道 (撮影2008年7月29日)

うっそうと繁る赤沢美林の中を、小さなディーゼル機関車に牽かれた列車が近づいてきた。朝一番列車のため乗務員だけで回送列車のようだ。

製造されてから間もなく100年を迎えるボールドウィン製蒸機が見守る中を、列車が帰ってきた。
ホームに到着するとすぐ機関車は離れて、列車の反対側に連結する準備を始める。

ディーゼル機関車に牽かれる客車は窓が無く、清々しい森の空気に浸りながら、渓流に沿って移りゆく景色を満喫できる。列車はやがて呑曇渕を通過する。

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