スイス ブリエンツ・ロートホルン鉄道

1990年に訪ねた時ディーゼル機関車が押す列車に乗っていると、すぐ後ろを続行して登って来る列車を推進する蒸機の姿が見えた。

(以下撮影1990年7月21日)

頂上駅から見下ろすと、下から登ってくる列車を見渡すことが出来る。ブリエンツ湖を見下ろす雄大な風景の中、小さな機関車の大きなドラフト音が響きわたっていた。
5号機関車が押し上げる列車が、頂上駅に到着した。この機関車は1891年に製造されたものだが、100年経てもなお元気に活躍していた。折り返し山を下る列車を牽く機関車を、機関士が給油点検している。
2005年に訪ねた時は新しい蒸機が新しい客車を牽いていた。ブリエンツ湖畔駅を出た列車は、暫くの間森の中を走るが、駅に停車していると山頂から降りてきた列車2本が通過して行った。
トンネルの合間では、はるか眼下に湖と湖畔の街を見下すことが出来る。やがて視界が開けてくるとすり鉢状の風景の中を列車は登坂して行く。(撮影2005年7月17日) 
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